石山城のぼろう会 参加してきました

  • 2024/10/21
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投稿日:2024年10月21日 | 最終更新日:2024年10月21日

普段、若狭おおい観光案内所で働くスタッフが石山城跡に登ってみました。

若狭おおい案内所で「石山城御城印」を販売している身としては、一度は登って城跡がどのような所なのか、そこから見る風景はどんな様子なのか、この目で見てみたいと思っていました。
おおい町観光協会のスタッフ2名と案内所の私が参加してきました。


令和6年10月20日(日)午前10時
秋風がふく福井県おおい町佐分利地区の里に”佐分利の歴史・文化を学ぶ会”の方々が集まった。

この日は、このおおい町の佐分利にある石山城跡まで山を登り、”のろし”をあげるというイベントが行われた。


朝の私の心配は、自分が参加して山登りの途中にご迷惑をかけないか・・・というものだった。
なんせ、山登りは20年ぶりくらいだったからだ。
話には20分ほどで登れると聞いていたが、普段から座りっぱなしの自分が山登りを甘く見ることはできなかった。
前日は荒天だった。そのため、身なりも心配した。
山の茂みや枯葉が雨を含んで、ズボンが濡れたり靴が濡れる心配をしていたので、膝まである長靴をはき、上着もしっかり着込んで準備は万端にした。

さあ!出陣!!(ちょっとオーバー?)

登山道の様子は・・・

現地に着くと、佐分利の歴史・文化を学ぶ会の皆さんが集まっていた。
石山城跡を登る方のために、佐分利の歴史・文化を学ぶ会の方が普段から駐車場を綺麗に整備してくださっている。

約10名程が集まり出発した。

私は自分が足手まといになる事を恐れて、一番最後に出発した。

まず、佐分利の歴史・文化を学ぶ会の方に失礼しました!と、思った。
この通り足元には草木など足の周りに邪魔になるような物はほぼないので登りやすいし、階段なども作ってあるので山登りに不安があった私でも上れるようになっているからだ。

勾配がけっこうあるので、体力的な問題は個人的にあったが足元の心配は無用だった。

石山城跡に到着!

20分から30分ほど登ると石山城跡に到着。

想像以上の広さが!

3段に別れて城跡があり、基礎となる礎石がいたるところにあった。
これは、お城に興味がある方もない方もロマンを感じずにはいられないだろう。

正直、さほど城に興味があるわけではなかったが、ワクワクする感覚が私にも湧いた。

この山城に仕えた人の気持ちがどういうものなのか考えてみたりした。

(ここからおおい町本郷からや佐分利の奥の方から敵が攻めてこないか山城から見張っていたのか・・・)

この日は風も強く、けして良い天気ではなかったが、景色が遠くの方までよく見えた。

11時になると”のろし”をあげる企画が始まった。
佐分利の歴史・文化を学ぶ会の方が”のろし”の用意をし始めた。


さて、”のろし”はこの強風でも下にいる人に見えるのか?という疑問が起こる。

麓にある『きのこの森』のスタッフに電話し、”のろし”が見えるのか確認してもらうことになった。

”のろし”があがると強風がふいたり止んだり。


きのこの森のスタッフによると
「のろしが見える」
との、返答にみんなが笑顔で喜んだ。

これは城好きにはたまらない瞬間だと思った。

その後、満足しながらみんなで下山した。


参加した感想

下山した時には膝がガクガクと震え、普段の運動不足を感じたが、気持ちは晴々とし「登れてよかった」と、思いました。

今度、同じような企画があった時は、下から”のろし”がどんなふうに見えるのか、その様子を見てみたいと思いました。

そして、これから「石山城までの山道は危なくないですよ」と、自信をもってお客様に伝えられることが嬉しいですし、守っておられる佐分利の歴史・文化を学ぶ会の方に感謝の気持ちが湧きました。

ぜひ、石山城に登ったことがない城好きの方に登って頂けたら嬉しいです。

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