若狭おおいファンクラブってなに？

その名は　「若狭おおいファンクラブ」。
おおい町観光協会公式LINEのメンバーをそう呼んでいます。

おおい町観光協会が運営しており
「土の人、風の人」というコンセプトをもとに

【おおい風土Journey】

というおおい町でしか体験できない
特別なプログラムや
おおい町内のお得情報、
最新情報を発信しています。

この谷のこの土を喰い、この風に吹かれて生きたい

おおい町出身の洋画家である
渡辺淳（わたなべすなお）さんの言葉です。

渡辺淳先生のこと

生まれ育ったおおいの土地を愛し、
日々の暮らしや移り変わる自然の景色を画に表し
「田舎は素晴らしいものに包まれている」と
おっしゃっていた渡辺淳さん。

今この季節、里は田植えの時期を迎え、
山には新芽を吹いた若草色の木々、
爽やかな緑に心地よい風が吹いています。

　

渡辺淳さんはこんな言葉も残してくださいました。

「土の人、風の人」
　

土の人は、その土地に暮らす住人。
風の人は旅人。

土の人と風の人が交流することで
より良い風土が形成されます。

おおい風土journeyは
おおい町に訪れてこそ得られる出会いや発見、
普段は行うことができない特別な体験をお届けします。

おおい町の観光事業者同士が連携し、

訪れてくださる方々が
もっと有意義な滞在時間を過ごせるように。

また帰ってきたくなる場所になるように。

おおい町観光協会が
新しいキッカケ作りをしていきます！

おおい町を紡ぎ続ける土の人

私はこの町で生まれ18年間暮らし、
その後は進学や就職で17年間　兵庫県で暮らしていました。
（まさに　おおい町と兵庫県のハーフですね。）

そんな私だからこそ、
土の人・風の人　
両方の視点でおおい町をみているのかもしれません。

おおい町の土の人たちは
3世代、4世代で暮らし、
田畑を守り、海や川を守り、地域を守り、伝統を守り、
地域のみんなで子育てをし、
コツコツと一生懸命に毎日の暮らしを紡いでいます。

自分たちの世代が受け継いだものを
次世代につなぎつづけることは

仕事でも、手助けでもなんでもなく、

そうするのが当たり前かのように

地域に関することに一人一人が責任を持って
自然にやってのけているのです。

17年ぶりにこの土地に帰って来た私は
この『土の人たちの生き方』を
今まで住んでいた地域との比較という形で感じることができ
心がジーンとなりました。

おおい町を守ってくれてありがとう。

おおい町に来てくれてありがとう。

おおい町にある「人間らしく豊かな暮らし」

おおい町は豊かな山と海が目の前に広がっています。
自宅で野菜やお米を栽培する人も多く
新鮮で美味しい海の幸・山の幸を日常で食します。

「食べものが美味しい」ということが、
こんなにも暮らしの質に影響を与えるのか
ということを私は初めて実感しました。

幸せを感じる感覚にダイレクトに結びつき、
カラダも素直に喜びます。

　
おおい暮らし

新鮮な食材が手に入り、
自らの手でそれを調理することができるということ。
それは本当に豊かなことだと感じるのです。

おおい町に訪れてくださった旅行者さんや
おおい町と関わってくださる方々が感じるであろう
おおい町の本当の魅力は

　『この地が育んだ人と土地と食』

なのかもしれません。

【おおい町の食】を切り口にしよう！

『この地が育んだ人と土地と食』の魅力を観光に結びつけたい！
と考えた私たちは、
とある人物の力を借りることにしました。

元公邸料理人　工藤英良さん

「食の外交官」公邸料理人として１０年間に渡り
カナダ、中国、フランス３ヶ国において世界各国の賓客に和食を提供。
大使公邸におけるおもてなしに尽力し、
2013年外務大臣表彰として「優秀公邸料理長」を受賞。

現在は出張料理人として1日1組限定特別コース料理の提供の他、
中央省庁、自治体、企業、大学、調理師専門学校等からの依頼に応じて
レシピの提供、講演活動を行っている。
https://www.eiryo.co.jp/

おおい町の生産者さん、飲食店さん、宿泊業者さんなどを
工藤さんに実際に見ていただきながら

「風の人」の視点で、

おおい町の食の魅力を再発見しようと考えています。